震災ボランティアの単位認定、全大学に要請へ 文科省掲載元:asahi.com
文部科学省は全国の国公私立大学に対し、学生が東日本大震災の被災者支援ボランティアに参加した場合、その活動を大学の単位として認めるよう要請する方針を固めた。震災から約3週間がたち、被災地でも徐々にボランティアの受け入れ態勢が整うなか、学生による被災地支援の動きを後押しするねらいがある。
今週中にも各大学に、ボランティア活動を単位認定すること▽ボランティア活動のため休学する学生について、その間の授業料を免除すること▽保険に加入してケガなどに備えるよう学生に周知徹底することを求める文書を出す。
東日本大震災の発生当初は、被災地で食料やガソリンなどが不足し、ボランティアの学生が大勢で現地入りした場合、被災者に行き渡るべき物資を学生が消費してしまう懸念があった。
また、各地から支援に集まってきた人たちに仕事を割り振るボランティアセンター機能も整備されておらず、「募集がかかるまでは現地に行かなくてもできる支援活動を」(明治大学)と、被災地入りを自粛するよう学生に呼びかける大学もあった。
その後、被災地では物資不足は完全に解消されていないものの、被災各県のホームページなどでボランティアの募集が始まり、春休み中の学生たちが相次いで現地で活動を始めている。こうした状況から、文科省は学生のボランティア参加を推奨するねらいを込めて、通知を出すことにした。(青池学)
この記事について、私なりに考えてみようと思います。
twitterの方でも若干触れましたが、それも再度書いて行きます。
私は、この行為・政策に反対です。
もしかすると、この記事を読んだ人には、「立派なことじゃないか!ボランティアこそ…云々」とあるかも知れない。
だが、良く考えて欲しい。ボランティア活動自体は、私は良いことだと思うし、ボランティアの知識、または
現地で振り分けをする状態が整っていれば、学生を含む、ボランティアの知識がない人でも、参加すればいいと思う。
しかし、それと大学の単位は、全く別物に思える。
「そりゃ、数学科だからでしょ?福祉系や、介護などの学生なら話は別では?」
とあるかも知れない。しかし、それもおかしい。
大学の講義までを捨てて、ボランティア活動に勤しむのは、その人の問題で、そういう活動に興味があり、将来海外青年協力隊などになりたいというのなら、是非やるべきだろうと思う。
だが、それと単位認定がどう結びつくのか。
では、教員になりたい人は、教育実習や、塾講師などの実践を積んだ方が良くて、座学という物に意味が無いと言っているのとほぼ同じである。
座学と実習は、違う。そもそも、大学の講義というものが無意味だと言っている気がしてならない。
まぁ、大学の講義を代返や、自主休講をしている人よりも、ボランティア活動をしている人の方が、良い学生であるかも知れないが、それと単位認定は、話が違うだろう。
被災者への「特別単位認定」なども、今後合ってはならないと私は思う。
それこそ、平等のものじゃなくなる。
例えば、「特別対策」として、普段は課さない、レポートなどで、単位を認定するなどなら分かるが…。
どうも、今日の教育状態は、波乱万丈ですね。
教科書が厚くなったと、盛り上がっている人たちも、私にはよく分かりませんが。
さて、話は変わりまして、教育実習先から連絡が一向に来ない。
2月20日ぐらいに電話して、3月に折り返し連絡をすると言われていたのだが…。
なんというか、企業などに比べて、公務員というのは、いい加減な気がします。
首・倒産というものが無いからなのか…。
前にも話しましたが、この折り返し連絡事件は、もう3回ほど実習先とやっています。
私の携帯の電話番号は、向こう側に3回も結果的に伝えていることになるんですよ…。
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